透析室だより(6)
コロナ禍に負けない、「私の透析生活の工夫」〜アンケートをまとめて〜
2021年8月現在、日本全土はコロナ禍に巻き込まれています。すでに新型コロナウイルス感染症が拡がって、1年半にもなります。
未だに国産のワクチンが量産される報道は聞かれずに、ファイザーやモデルナ社製のワクチンが重宝されています。残念なことです。この間、多くの社会活動が変容しました。我々の世界で言えば、学会や研究会、私的な友人との飲み会なども一切無くなりました。人々はマスクを必須とし、外出の自粛を求められています。
当院は、2000年に開院しましたので、今年で21年になります。透析治療も2000年に開始しましたので、患者さんの中には、20年を伴にしてきた方もおられます。この間、毎年、透析患者さんの交流を目的に患者会を開催してきました。透析治療は月水金と火木土に分かれて行われることが多く、月曜日コースの人と火曜日コースの人はあまり出会うことはありません。ささやかですが交流の機会をと思い続けてきました。
その20年続けてきた交流会も、このコロナウイルスの流行のために中止せざるを得ませんでした。
そこで交流会に代えて、患者さんの生の声を集めて皆さんがどのような工夫をして、この長く続く治療に向かいあっておられるのかをお知らせすることにしました。
皆さんの透析生活の一助として頂ければ、我々スタッフ一同の喜びとするところです。ご一読ください。
透析生活についてのアンケート結果(PDF)