このたび、当院が、住友病院の広報誌 Sound 41 号に掲載されました。
今号は、膠原病・リウマチ特集です。
住友病院 膠原病・リウマチ内科診療主任部長の 角田慎一郎先生の紹介です。
角田先生とは、金沢大学医学部での同窓です。角田先生が金沢から兵庫医大に勤務されるようになり、ある日偶然勉強会でお会いしたのが始まりです。
金沢大学第二内科のご出身で、ともに当時の竹田亮祐教授に薫陶を受けました。
以来、角田先生とは親しくご厚誼を頂き、先生が2015年に住友病院に移られた後も折に触れ、診療の問題など御教示を頂いております。
膠原病・リウマチの分野も大変進歩が速く、また続々と新薬が登場してきますので勉強が欠かせません。角田先生は私にとって、この分野で気兼ねなく相談できる先生で、病診連携を続けて行くには欠くことのできない先生です。
その先生の御紹介で今回、このように住友病院の広報誌に掲載して頂いたことを大変うれしく思っています。
また、同じページに掲載されている、西本憲弘先生は、大阪大学第三内科の助教授として、トシリズマブの臨床応用を開発された、大変御高名な先生です。トシリズマブは抗IL6レセプターモノクローナル抗体ですが、現在は生物学的製剤として関節リウマチの治療に必須の医薬品ですが、臨床応用の最初はIL6が形質細胞の増殖に関与していることから、骨髄腫の治療に応用されました。
その骨髄腫への臨床投与第一例は私が関西労災病院で担当していた患者さんでした。当時、関西労災病院に吉崎和幸先生、西本憲弘先生、嶋良仁先生らが来院され、トシリズマブを点滴し見守ったことなど懐かしく思い出されます。
残念ながら、トシリズマブは骨髄腫には効果が無かったですが、その後関節リウマチへの効果が確認され、いまや関節リウマチの治療薬として全世界で使用されるまでになっています。
その西本憲弘先生とならんで掲載されたのも、なにかのご縁なのかな、とうれしく思います。
また、同号に紹介されている、腎臓・高血圧内科診療主任部長の森島淳之先生は、大阪大学老年総合内科学教室の同窓ですし、皮膚科診療主任部長の庄田裕紀子先生は、関西労災病院で御一緒でした。
懐かしい先生方とも一緒に掲載して頂き、誠に光栄なうれしい掲載をして頂きました。
ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。
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