できごと徒然
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No.0089

できごと徒然(89) − クリニックにソフトウエアを導入 −

 

このたび、新たに、クリニックにソフトウエアを導入することにした。
"HDキューブ"というソフトです。
http://www.hoping.co.jp/hdcube/
このソフトを使用すると、以下のようなことが可能になります。

透析に関する情報を整理、管理できること。
患者情報、透析記録、処方薬、注射薬などの履歴を管理できること。
透析患者の透析の質を評価することが容易になること。
そして医事会計を現場で作成し、透析室から医事課へ送信できること。

特に今まで、毎月の会計計算を医事課の手作業で入力していたので、このソフトの導入で、かなり事務作業が軽減されることになります。
既存の、ORCAシステムに接続できるということで、さらに有効利用できると思い、導入を決めました。
結果、現在、当院では以下の4社と契約するに至った。

医事会計のレセプトソフトである、"ORCA"
http://www.orca.med.or.jp/receipt/index.rhtml

ORCAと連動する電子カルテシステムの、"RACCO"
http://www.road.co.jp/

診療支援ソフトの、"RS−Base"
http://rsbase.net/

そして、透析室ーORCA連携の、"HD キューブ":大阪 ホーピング社
http://www.hoping.co.jp/hdcube/

HDキューブの導入にあたり、ホーピング社の方が来られ、今までの院内ネットワークを随分整理してくれました。
コンピューターをめぐる環境もますます進歩しているようで、 このように複数のソフトが、ネットワークで繋がっていくのは、なかなか気分のいいものである。
特に、ORCAはLinuxでプログラムされているし、OSを越えて繋がっていくのは、気持ちのいいものである。
院内のいろいろな資産が繋がり、新たなシステムが形成されていくのが、実感として感じられる。

現在、本格稼動に向けて、準備中であるが稼動が楽しみです。
これだけソフトやネットワークが複雑になってくると、もはや、私の管理の能力を超えている。
やっぱり、SEと呼ばれるような人たちが必要になる。

ホーピング社のスタッフも皆感じの良い人たちだ。
彼らには、このHD キューブの導入を通じて、「VPN」や「仮想化」という技術も教えてもらった。
パーソナルコンピューターは、不思議な技術を可能にしている。

進歩の速さに戸惑うが、しっかり利用させてもらおうと思う。


                      平成23年6月18日
                       横浜での透析学会へ向かう車中にて

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