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|-アメリカの医療費 「かかりつけ医通信」より
No.0051
できごと徒然(51
) − スペシャルオリンピックス −
スペシャルオリンピックスってご存知ですか?
http://www.specialolympics-nippon.gr.jp/
知事の点火
平成16年11月14日の日曜日、友人の黒田裕子さんに 誘われて、スペシャルオリンピックスのプロモーションである、500万人トーチラン兵庫の救護班に参加してきました。
秋の風情も深まった、11月14日日曜日あさ8時過ぎに県庁前に向かいました。
スペシャルオリンピックスというのは 知的障害者の文字通りのオリンピックですが、アメリカではじまったようです。
http://www.specialolympics-nippon.gr.jp/first/intro.html
なにやら、あのJFケネデイの姉妹に 知的障害者が居られたそうです。
知的障害者が自宅から外に出ることのなかった時代、 彼らを、自宅から外へ導き、社会へと導く試みとして、スポーツに参加することが勧められたそうです。
それが拡がり、文字通りにオリンピックに匹敵するような世界大会に成長しているそうです。
姫路のこどもたち
カナダチーム
日本ではなじみが少ないですが、海外では、パラリンピック以上の(パラリンピックは身体障害者のオリンピックですが、)規模になっているそうです。
平成17年2月に日本で初めての世界大会が長野県で開かれるそうですが、そのプロモーションを兼ねて、トーチランという催しが今、日本中で行われています。
11月14日に行われた、トーチラン兵庫は兵庫県庁を出発して、神戸市、芦屋市、西宮市、尼崎市まで50チームがリレーをしていきます。
それぞれ市役所まえでは、セレモニーが行われました。
1チームには知的障害者が2名ほどと、そのサポーター、家族などが搬送します。
そしてそれを支えるボランテイア。
消防隊
トーチラン
こんなにたくさんの方が参加されているなんて、驚きました。
しかもホームページでみると、日本中あちこちで、このトーチランが催されているではないですか!驚きました。
500万人というには、日本人総人口の20分の一!
尼崎白井市長
こんなに多くの人を動かす、この力は何なんでしょうか?
このスペシャルオリンピックスの兵庫県庁前のセレモニーで挨拶を行った、一人の少年のことが印象に残っています。
言葉少なで、とうとう最後まで彼と話をすることはなかったけれど、最後の尼崎まで走りとおした彼は、フィギュアスケートでこの長野大会に参加するそうです。
時々目が合っては、はにかんだようで、いつも ニコニコしていた顔が印象に残っています。
うまくまとまらないけど、なんか不思議な気持ちになった 一日でした。
知的障害者、あまり今まで知らなかった世界でしたが、この知的障害者と、それを支える多くの人々、知らなかった世界でしたが、ノーマライゼーションの力が扉を開け放ったといえるのかもしれません。
いくつかの写真とともに、できごと徒然に残します。
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