宝塚市 いまい内科クリニック
今井 信行
この11月26日の日曜日に、第四回の腎不全食事療法講習会がありました。
私の尊敬する、神戸の坂井瑠実クリニックの坂井先生が発起人のお一人に なられています。
透析療法や慢性腎不全期の患者さんには食事療法が必要です。 食事療法は時にはくすりと同じくらい重要な役割を演じます。 食事療法というととかく難しく、あれを食べてはいけない、とか禁止的で、うっとおしいイメージがあります。
坂井先生は、そんな食事療法が工夫で随分おいしく食事ができるんだということを 患者さんに知ってもらうために、このような講習会を行っておられます。
場所は、阪急西宮北口から近い、兵庫栄養専門学校の実習室です。 およそ60人ほどが一度に調理実習が出来るすばらしい設備です。 会は、毎回まず医師の食事療法の重要性に関するレクチャーがあって、そのあとメニューを作った管理栄養士からの説明。
兵庫栄養専門学校の教授による調理の実習。 菅原教授といわれますが、 本当に面白い軽妙な語り口で、 これを聞くだけでも充分楽しい。
そして、結構勉強になる。
日ごろ調理のことなど何もしない私には、 食品の話を聞くだけでも楽しいです。 そのあとグループに分かれて、 実際に調理して、そのあと食べて帰るという
御機嫌な会です。 是非参加してください。
お問い合わせは、当クリニックまで。
今回は、お正月料理を作る、ということで 透析食(高カロリー、低りん、低カリウムなどなど) に注意しながら、おせち料理を作りました。
なんと8品も作りました。 調理実習に励む私の勇姿を御覧下さい。
となりの美人は、当院へ指導に来てくれる管理栄養士さんです。
|